Appleが突然App Storeからほとんどすべてのセクシーなアプリを削除した余波もさめやらぬうちに、われわれはさらに多くのアプリが禁止の対象になるかもしれないという情報を入手した。
今回のターゲットはいわゆる「クッキーカッター・アプリ」、つまり現在サードパーティーから多数提供されているアプリケーション開発プラットフォームのテンプレートを利用したアプリらしい。
こうしたアプリはすでに何千件もApp Storeに登録されている。今回のAppleの方針変更の与える影響は非常に大きい。しかも影響はiPhoneアプリの開発を容易にするため次々に生まれてきた多数のプラットフォーム・サービスにも及ぶ点が重要だ。
最近のAppleは穏やかじゃない動きですね。
デベロッパーたちの意見では、Appleはアプリケーション開発プラットフォームやテンプレートの利用そのものを禁止しようとしているのではないという。 しかし、先月あたりから、AppleはRSSフィードや単なる名刺に毛が生えたような単純なアプリの締め出しを始めたらしい。一言でいえば、Appleは ウェブアプリで用が足りるような単純なアプリをネーティブなiPhoneアプリで作成するのを嫌い始めたということだ。こうした単純なアプリの制作を目的 にしている一部のプラットフォームにとっては悪いニュースだ。そうしたプラットフォームで開発されたアプリはすべてAppStoreへの登録を拒否される ことになる。望みはプラットフォームを改良し、もっと有用性の高いアプリが作成できるようにすることだけだ。
ということで、いままでアプリ数が日々増大していたのに対して、アプリの質をあげていきたい、ってことですね。
こちらのエントリー:http://jp.techcrunch.com/archives/20100307apple-cookie-cutter-apps/