5/16にリリースした「リアル中国語会話」アプリの開発で思ったこと、感想など。
アプリ開発からリリースまで
このアプリの企画当時は開発期間は長く見積もって半年。
でも・・・気がつけばアプリの開発開始からリリースまで1年半。
内容は、
①アプリの制作
②サーバ側の管理画面構築(アプリ内のフレーズ・単語の更新や、リクエスト機能対応など)
③フレーズコンテンツの制作
なんですが→ いろいろあって時間かかりました。
フラフラになった中国ならではの珍事件
中国語の委託会社内でデザイン担当の子がいきなり、やめました。
(団体でやめたり、担当者がかわることがあることが知ってましたが、今回のケースは初めての経験でした)
そしてわかった事実→データも保存されてなく、削除済みで共有もされていない、とのことで、道半ばでデザインのやり直し。
”中国の商習慣は理解している”というおごりがあったのかなー、と猛烈反省。
(メモ:使用フォントや画像、制作過程の共有をFTPサーバで共有しておくなどの方法をとることでこういった事態を避けられる、と後日、中国のIT会社と仕事をしている方に聞きました。)
中国語アプリ開発のきっかけ
私自身中国へはちょっとした成り行きで訪中したのが始まりだったので、中国語なんて全然わからず、ニーハオ(你好)とシエシエ(謝謝)くらいのカタカナ中国語を覚えたくらいでいきなり滞在することになったので、言葉も文化の違いもチンプンカンプン。
特に、お手洗いで「紙がない!」「流れない〜( ̄(エ) ̄||| 」や、「ゴ○ブリ〜!!!=( ̄□ ̄;)⇒」、という困った時や、ちゃんとお礼が言いたいのにシエシエしか言えず、もどかしい思いをしました。
タクシーでも”ここで降ろして”と言いたいのに・・・建物から遠く離れたところまで行っちゃったり。
あれから10年以上が経過して、中国での約6年の経験は今では楽しい思い出の一つになっていますが、初めて中国に行く人もニーハオ以外でも中国人と気軽に会話をしたり交流できるコミュニケーションツールとしてのアプリを作りたいと思ったのがきっかけです。
去年制作した「超・中国語耳ゲー」は中国語の発音に特化したアプリでだったのですが、今回はコミュニケーションをとることを目的としたアプリにしました。
大変だった点
アプリの動作の検証作業もそうですが、一番大変だったのはコンテンツの検証作業です。(-“-;)(;-“-)
収録したフレーズ数が多く、日中両言語のコンテンツのフレーズ(会話形式)制作、現地で会話上必要となりがちな単語(ジャンル別1200単語)の編集、日中両言語の音声録音〜編集をするのですが、収録した漢字、ピンイン、日本語、音声のチェック作業は間違いがあっては大変なので何度も何度も行いました。
また、、言葉は生き物なので長い時間をかけて既に辞典や辞書から変化している言葉もあり、一カ所のネイティブのチェックだけではなく、北京・上海・大連の三地域で複数の協力者を得てネイティブが実際に使うフレーズを検証しました。
(アプリの中国語フレーズ〜音声担当)
感想
今回のアプリ開発も感想は「ああぁ〜楽しかった〜Σd=(・ω-`o)グッ♪」。
・・・といっても、このアプリは新しいフレーズを順次追加していくし、リクエスト機能などもあるので、やっとスタートしてこれからなんですが、前作の中国語発音強化ゲームアプリ「超・中国語耳ゲー」(無料)は、リリース後半年経過したころから、テレビ東京の『神アプリ@新世紀 – UP DATE』にとりあげて頂いたり、YahooのiPhoneアプリ紹介では”中国語”と検索すると一番上に出てくるなど少しずつ月間DL数が伸びているので、今回のアプリもユーザの皆さんに愛用されるアプリを目指してがんばっていきたいと思います。
1 Comment